ブログ第1号!公式HPを開設しました🙌

はじめまして!moni-jo開発責任者であり、(株)メイクウィル代表取締役の川口です。
第1号のブログを執筆することにしました。

2025年7月9日(水)にmoni-joの公式ウェブサイト開設を開始し、同時進行でクラウドファンディング「Makuake」の登録も進めております。

Moni-joを開発したきっかけ

この液晶モニターを装飾するアイデアは数年前から持っておりました。
液晶モニター(液晶ディスプレイ)という製品は、昔から大きく形状を変えることなく、今日まで続いております。
映像表示部分がスクエアの5:4から16:9のワイド画面に進化したりはしておりますが、四角くて無機質で野暮ったい重苦しい雰囲気は今も昔も変わりません。

男性はあまり気にする人も少なく、そもそもシックな雰囲気のインテリアにしていると液晶モニターが部屋に結構溶け込んで雰囲気に合うこともあるので、そこまで液晶モニターのデザインにこだわる方も少ない傾向にあるのですが、女性の場合は部屋のインテリアに合うかどうかはかなり重要なポイントになってきます。

液晶モニターのインテリアに関する問題点

液晶モニターは、21.5インチや27インチなど、そこそこ大きめの製品である為、部屋の中では比較的目立つ傾向にあります。
さらに、移動させることも大変な為、一度設置すると気分転換で配置を変えるのも面倒な製品でもあります。

さらに、女性の場合は部屋の中で落ち着きたい、安らぎたい、癒しの空間でかわしくしたい、という想いが詰まった部屋にしている傾向が強い為、なおさらこの重苦しい液晶モニターが部屋の雰囲気を壊してしまう傾向にあり、悩みの種であることをたくさんの女性ユーザーに聞いて分かりました。

まとめると、この様な問題を抱えております。
・部屋全体を白い基調にしている
・部屋全体をピンク基調、ブルー基調など統一感を持たせてかわいい部屋に仕上げている
・重苦しい黒い液晶モニターが部屋の雰囲気を壊してしまっている
・そもそも液晶モニター自体が大きめの製品なので、野暮ったい無機質な雰囲気が余計目立つ

女性ユーザーの悩みを解決したいという想いから始まったアイデア

そこで、どうやったら女性ユーザーが液晶モニターを部屋に置いても邪魔に感じず、愛おしく感じてもらえるか?を真剣に考えました。
白い部屋基調の方はホワイトボディの液晶モニターを購入すれば解決できると思いますし、ピンク基調の方はピンク色の液晶モニターを部屋に設置すれば部屋の雰囲気に合わせることができると思います。

しかし、世の中の圧倒的多数はブラックボディの液晶モニターで、全体の約90%ちかくを占めています。
「この黒くて野暮ったく重苦しい雰囲気の液晶モニターをかわいく装飾して仕上げることができれば、今まで嫌がっていたものをかわいく感じてもらえる様になれるのでは?」という発想に切り替え、簡単に装飾できる方法を考えました。

その方法の1つとして、比較的容易に開発でき、かつユーザーの皆様にも広く受け入れられやすい色や形状にしようと思い、今回の黒猫耳モデルの開発をすすめることにしました。

開発の苦労話

スタンドが本当に見つけられなかった…

今回の開発の中でもっとも苦労したのは、ずばり「スタンドの購入先」でした。
何社かウェブカメラの製造業者に問い合わせてみたのですが、いずれも回答は「販売できません」という結果でした。

そこで!とある別の方法を試してみたところ、無事に調達できる様になりました!
この部分は企業秘密なのでお応えできないのですが、長期的に安定して確保できる様になったので、今後も新製品第2弾、第3弾と発売していきたいと考えております。

耳部分の素材を急遽変更

シリコン部分はというと、日本のものづくり系展示会で出展をされていた企業様のブースに立ち寄り、「お!シリコンありやな!」と思ったのがきっかけでした。
元々はプラスチックで製造しようかなと思っていたのですが、プラスチックの硬い素材が雰囲気と合わないしどうしようかな…と悩んでいた矢先の出会いでしたので、プラスチックからシリコンに切り替えました。
シリコン素材は肌さわりもいいですし、プニプニしているやわらかい素材であったかみもありますので、本製品との雰囲気の相性は抜群だと思います。

3D図の製造経験がないので作れない!

この点は本当に悩みました。
私自身、PhotoshopやIllustolator、写真撮影や動画撮影・編集などのクリエイティブ関連は大体1人でできるのですが、3DCADは今まで携わってこなかった為、製品アイデアがあっても工場に製造指示書を出せるレベルの3D図を作ることができない為、結果的に製品化できずに困っておりました。

そこで、今回ご協力いただいている関係各社に相談したところ、「ウチで作りますよ!」という神様の様なお言葉をいただけたおかげで、遂にサンプルの製造化に成功しました!
このご協力いただけたご担当者様がいなかったら、未だに製品化できていなかったと思います。

遂に工場へ1発目の製造発注を開始!

先日、工場へ製造依頼の費用をお支払いし、製造開始となりました。

1発目の納品は、自分自身のチェックも兼ねて、全品自分で納品チェックを行う予定です。
この納品チェック分からクラウドファウンディングの販売分を使用しますので、基本的には初期不良などの問題はほぼ起きない様にしたいと考えております。

現段階でまだ見えていないのが、どのようなトラブルが発生するのか?ですかね。
基本的に問題が起きない様に考えて製造まですすめておりますし、極力ご迷惑をおかけしない様に気をつけながら製品化しておりますが、実際に始めてみないと分からないこともあるかと思います。

また、実際に自分自身で納品チェック→袋詰め→発送までを行うことで、クラウドファウンディングにご協力いただいた皆様へお届けする経験を得ることができますので、今後の開発や運営にたくさん活かせる経験値が貯まると思っております。

今後の課題

現在、意匠と商標登録をすすめております。

そして、秋に開催される展示会への準備やEC通販の登録など、やるべきことが山積み状態です…😓
1つずつ片づけて、より皆様に身近にお届けできる様に整理をしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします💪‼